正延寺

正延寺の見どころ

ご本尊さまをはじめ、 真言密教を伝えた僧侶の掛け軸や、 地獄を記した怖い掛け軸もあります。 境内には素敵な花々のほかに、 灯篭や仏塔がたくさんあります。 四季折々の景色とともに、 どうぞお楽しみください。

イラスト
イラスト

正延寺のご本尊

胎蔵五智如来

正延寺の胎蔵五智如来は、江戸時代に
合併前の正覚寺の地中より発見されました。
当初は、損傷が激しく正確な製作年代は不明でしたが
近年の調査により、平安時代ごろの作であることが
判明しました。

※正延寺のご本尊さまは「秘仏」であり、平時に公開はしておりません。
年に一回、正月の元日護摩法要のときのみ、ご開帳しています。

ご本尊さま
伝持八祖
伝持八祖

上段左から: 龍猛菩薩、龍智菩薩、金剛智三蔵、不空三蔵 下段右から: 善無畏三蔵、一行阿闍梨、恵果阿闍梨、弘法大師

伝持八祖

真言密教の教えを伝えてこられた8人のお坊さんたち。インド・中国・そして日本の弘法大師へと脈々と受け継がれてきた教えが、今も私たちの心を支えています。

上段左から: 龍猛菩薩、龍智菩薩、金剛智三蔵、不空三蔵 下段右から: 善無畏三蔵、一行阿闍梨、恵果阿闍梨、弘法大師

「親子地蔵」

親子地蔵

当寺檀信徒の加藤正雄氏が、中国で亡くなった父(加藤貞次郎)の遺体を引き取りに行った帰り、自らも飛行機事故に遭い、父の遺骨を抱いて海中に没した。遺族が冥福のために彫刻家の藤野舜正(天光)氏に依頼し、制作された二尊の地蔵菩薩。

親子地蔵

慈母観世音菩薩

3人の赤ちゃんを守っている観音さま。その名の通り、母親のような慈しみに満ちた眼差しです。今日も、子供の健やかな成長を願う人々を見守ります。

慈母観世音菩薩

折戸弁財天堂

昔、正延寺付近が「折戸(おりど)」といわれていたことから折戸弁財天堂という名前になりました。今も芸事の神さまとして篤く信仰されています。昭和時代には「弁天講」という地元信者の集まりもあり、日本舞踊や御詠歌などを学んでいました。

折戸弁財天堂折戸弁財天堂

太乙庵素英 句碑

延命院第32世の宥杲(ゆうごう)和尚は、俳句をたしなみ小林一茶とも親交がありました。その宥杲和尚の辞世の句が刻まれている句碑。太乙庵素英(たいおつあんそえい)とは、宥杲和尚の俳人としての名前(俳号)です。

太乙庵素英 句碑太乙庵素英 句碑

新四国お砂踏み霊場

宗祖弘法大師の修行時代のご尊像を囲むように、四国八十八ヶ所霊場の「お砂」が納められた石塔が並びます。ここを歩けば、四国を遍路した功徳があるとされています。「同行二人」お大師さまを隣に感じながら巡拝ください。

新四国お砂踏み霊場新四国お砂踏み霊場

十九夜講碑

十九夜講(じゅうくやこう)は、別名を子安講(こやすこう)といい、安産や子育て、子供の健康を祈願する女性の集まりでした。昔は、同じ志を持った仲間のことを「講」と呼び、毎月19日の夜に集まり祈願をしていたので「十九夜講」と呼ばれました。

十九夜講碑十九夜講碑
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